古地図

1815年の地図を画面上に広げる フランスがある スペインがある ポルトガルがある デンマークがある ノルウェーがある スウェーデンがある イタリアには たくさんの国がある ドイツにも たくさんの国がある イギリスがある でも アイルランドはない オランダがある でも ベルギーはない ロシアはある でも ウクライナはない オットマンはある でも ギリシャはない スイスがある 1815年のウィーン会議で 永世中立国として承認されたという 200年のあいだに 変わったことがあり 200年経っても 変わらないことがある 気になって 別の1815年の地図を広げてみる すると ビックリしたことに 別の世界が見えてくる 別の境界線 そして別の国 それぞれが主張する領土 境界線 国名 それぞれの事実と それぞれの真実 何を信じればいいのだろう 誰を信じればいいのだろう